社会貢献活動

2024.10.22

法教育出前授業を実施(やくそくをすること、まもること)

令和6年10月22日(火)、大阪市立茨田北小学校において、3年生の3クラスを対象に『やくそくをすること、まもること』についての法教育出前授業を実施しました。
友達にゲームソフトを貸してなかなか返してくれないが、どうすればよいかという具体的な問題について考えてもらいました。
まずは児童たちに貸す側、借りる側の立場になりきって音読してもらい、双方の状況や気持ちを分かりやすく説明したのちに、児童たちの考えを求めると「貸す時に、いつまでに返してねと言ったほうが良いのでは」「期限より長く借りたいなら、貸してくれた人にきちんとお願いしたら良いと思う」「親に買ってもらったゲームソフトを、親の許しをもらわないで貸し出して良いの?」など様々な意見が飛び交いました。
次にお金の貸し借りについてです。お金は借りるとお菓子や物を買ったりして無くなってしまうから、ゲームソフトなどの物よりもすぐに返すのが難しく遅れがちになるのでトラブルになりやすい。これは大人の世界でも同様で、トラブルを未然に防ぐために世の中の多くのことは約束(契約)で成り立っていることを説明しました。
3年生にとって「契約」という言葉や漢字は難しいかと思いましたが、ゲームやアニメの影響なのか意外と認知度が高く、約束を守る事の大切さをしっかりと理解をしてくれた様子でした。